ものづくり

HOME > ものづくり > プレス加工技術 > 情報機器部品

プレス加工技術

情報機器部品【情報機器部品のプレス加工】

当社は、FDD(フロッピーディスクドライブ)及びHDD(ハードディスクドライブ)の磁気ヘッドサスペンションのプレス化で情報機器部品業界に参入しました。
これらの部品は、高硬度極薄ステンレス鋼を使用していたが故に、当時は、ケミカルエッチング法による生産工法が世界の主流でした。製品精度、寸法ばらつき、エッチング後の全数検査による高コストなど多くの課題が、拡大するビジネスの大きな障害となっておりました。

プレス化によって、製品寸法精度、寸法ばらつきの安定性が格段に進化し、その結果、製品の動的性能が飛躍的に向上しました。プレス加工の最大の課題である「バリ」及び「ゆがみ」の発生は、金型精度の造り込み技術と維持メンテナンスの技能で克服できました。
更に、顧客の要請により、担当領域を拡大し、構成部品である3種類の厚さ素材をプレス抜きし、レーザ溶接による組立後、微細なバネ荷重調整までの一貫加工を実施しました。

時代の変遷と共に、CDやDVDなどの光ディスクメディアが登場し、光ピックアップレンズサスペンションのプレス化(銅系極薄合金材)ビジネスが始まりました。
高精度な位置決めと安定的な振動特性が要求され、板厚に近い幅で、高精度、高バランスを有する細いバネをプレス加工しなければなりません。腕時計部品のプレス加工で実績を持つ高精度、微細幅のバネ部プレス加工技術の応用で具現化し、顧客の高い評価を得ました。

極薄板のブランキング加工だけに留まらず、ステンレス鋼の高精度冷間板鍛造加工に取り組み、冷間加工率50%の製品を順送型化し、月産100万個以上の数量対応が可能です。

製造可能な材質、仕様
  • 素 材  : ステンレス鋼、銅系合金、プラスチックフィルム etc.
  • 材 厚  : t =0.025 〜 0.5mm
  • 硬度   : 〜Hv500
製品仕様の特徴・課題
  • プレス抜きによるバリは板厚の10%以内
  • ゆがみが無い事(評価方法は顧客と打ち合わせ)
  • 対を成す微細幅のバネ幅寸法のばらつきは極小である事
  • 冷間鍛造加工による高硬度部のブランキング加工