小松精機工作所

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地元地域へのフェイスシールドの提供について

2020-05-12

カテゴリー: CSRレポート

(株)小松精機工作所では、現在地元の医療機関および介護関係者向けにフェイスシールドの製造・提供を行っています。3月27日より準備を始め、4月末までに約200個のフェイスシールドを諏訪市内の歯科医院や病院、クリニック等に寄贈いたしました。

現在新型コロナウィルスの影響により、マスク等を含む個人防護服(PPE = Personal Protective Equipment)が不足しています。フェイスシールドは接触や飛沫感染のリスクを低減するPPEの一つとして効果的なものです。

2018年に大阪大学で行われた医工連携の教育、次世代内視鏡治療学共同研究講座(プロジェクトENGINE)に参加した経緯より、フェイスシールドの不足が各地方でも懸念されるとの話を受け、諏訪エリアでの供給に貢献するため自社における提供環境を最大限活用し準備を行って参りました。

大阪大学より提供していただいたデザインを自社設備での量産対応が可能なデザインへ改編し、それまで一日あたり数個程であった生産数を約30個にまで向上させました。その後、池田歯科様に検証の協力を頂きながら医療機関への配布を継続しています。

本活動は未曽有の緊急事態における地域の医療体制の維持を支えるためのプロジェクトであり、大阪大学主催の3Dプリンターを用いたフェイスシールドの制作に賛同する全国約900名の企業・研究機関を含む参加者がFacebookなどのSNSを活用し、地域の医療機関への提供活動を行っています。

今後弊社におきましては、量産したフェイスシールドが行き渡るよう生産の向上に注力し、地域医療の体制維持に貢献するべく活動を継続して参ります。

尚、フェイスシールドの提供希望に関しましてはFBよりお申し込みください。
※数量・納期につきましては別途相談させていただきます。
https://www.facebook.com/groups/3363690166994379/
活動詳細は http://www.project-engine.org/ をご覧ください。

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